ZenLogiは、製造業・EC事業者・物流会社など、幅広い業種の物流課題に対し、戦略設計から現場実行まで一貫した支援を行ってきました。
その中から代表的な導入事例をピックアップしてご紹介します。
“誰もやりたがらない”案件にも対応
物流改善の多くは、3PLや物流会社にとって「売上減に直結する」ため、提案・実行が難しい領域です(=利益相反)。
ZenLogiは物流会社ではない中立的立場だからこそ、コスト削減や抜本的改善を積極的に支援できます。
また、独自性が強く失敗リスクのある中小企業の挑戦にも、現場レベルで並走し、柔軟かつ実行力を持って成功に導きます。
これまでの支援領域 一覧
業種・企業規模・課題テーマを問わず、多様な物流課題に対応してきた実績を一覧でご覧いただけます。

実績一覧
メーカー:物流コスト削減
物流コスト構造の可視化と再設計
年間物流費13%削減
EC企業:WMS改善
WMS再設定&現場最適化
ピッキング生産性26%向上
中小運送会社:収支管理
配車属人化解消・収支管理の見える化
配車時間50%短縮
SIer協業:要件定義支援
BizDevOpsによる業務要件整理
トラブル発生数1/5に減少
その他実績
食品メーカー(賞味期限・ロット管理の最適化)
課題:欠品と廃棄が同時発生。在庫差異も多い。
結果:欠品率約▲50%/廃棄率約▲30%/棚卸時間約▲15%
支援内容:
- FEFO/ロット運用の再設計
賞味期限優先出荷(FEFO)を徹底できるロケーション/引当ルールに刷新。 - スロッティング/在庫配置
回転や温度帯で在庫配置を再設計。加工・ラベリングの前倒し化。 - WMS連携強化
ロット・期限・ロケの一貫管理、棚卸の循環化、差異アラートを実装。 - 需要・補充設計
需要偏差に応じた安全在庫と補充点を再定義し、過剰在庫と欠品を同時に抑制。
小売チェーン(店舗配送ルート統合)
課題:店舗別納品の非効率、車両・CO2増。
結果:車両台数▲25%/CO2▲18%程度/OTIF改善
支援内容:
- 配送形態の再編
幹線+ラストマイルの分業、クロスドック活用、時間窓の再交渉。 - ルート最適化
店舗クラスタリングと時間窓付きルーティングで回り順・便割を最適化。 - 共同配送の設計
ベンダー・グループ間での混載ルールを策定、実行KPI(積載率・OTIF)を可視化。 - 店側オペの整流化
荷受け時間帯・バックヤード導線・受領手続きの標準化で滞留削減。
D2C/スタートアップ(越境ECの立ち上げ)
課題:国際配送コスト高・通関遅延・返品ハンドリングが未整備。
結果:平均配送コスト約▲15%/通関遅延大幅減/7日以内到着SLA95%台
支援内容:
- スキーム設計
ターゲット国ごとに配送モード(郵便・宅配・エクスプレス・フルフィルメント)を設計。 - 3PL/RPF
海外3PL選定(価格×リードタイム×通関品質×返品対応) - 通関設計
HSコード・原産地・インボイス、関税・消費税見積、DDP/DDU方針を整理。 - 返品・CS
逆物流と再販ルート、追跡と問い合わせI/Fを整備。
医療関連(コールドチェーン/GDP対応)
課題:温度逸脱・記録不備・監査対応に不安。
結果:逸脱ゼロ(半年)/監査指摘なし/OTIF+8pt
支援内容:
- バリデーション
リスク評価:輸送レーン・容器・保冷剤条件のバリデーション、リスクと対策の洗い出し。 - モニタリング
データロガーによる連続監視、逸脱時の一次対応手順を整備。 - SOP・教育
GDP準拠のSOP、トレーニング、監査チェックリストを構築。 - KPI運用
逸脱率・回収率・OTIFのダッシュボード化、是正予防措置(CAPA)を運用に組込み。
対応業種

製造業(食品・日用品・部材)

卸売/小売(BtoB/BtoC)

EC/D2C事業者

運送・倉庫事業者
